おはようございます。2026年1月19日(月)、週明け早々、豪ドル円(AUD/JPY)は強烈な下窓でスタートしました。
先週末のクローズ106円台前半から一気に105円台前半まで急落して寄り付く展開です。
現在は105.40近辺で窓埋めを模索していますが、この動きは単なる調整ではありません。
今週金曜日に控える日銀金融政策決定会合に向けた、巨大なポジション調整の号砲です。
なぜ「窓開け」したのか?
まずは敵を知ることから。月曜の朝イチから売り込まれた背景には、3つの巨大な要因があります。
① 日銀会合への恐怖によるポジション調整
今週金曜日1月23日は運命の日銀会合です。
市場では追加利上げ、あるいはタカ派姿勢の強化への警戒感がMAXに達しています。
週末に流れた観測報道やリスク回避の動きにより、これまで積み上がっていた円キャリートレード(円売り・外貨買い)の解消が殺到しました。
特に豪ドル円はリスクオン通貨の代表格であるため、逃げ足が最も速いのです。
② 本日11:00発表の中国Q4 GDP
豪ドルにとって最大の貿易相手国である中国。
本日日本時間11:00に中国10-12月期GDPが発表されます。
市場予想は前年比+4.6%〜4.8%程度ですが、中国経済の停滞懸念が根強く、
「悪い数字が出る前に逃げておこう」というフライング売りが、朝の薄商いを直撃しました。
③ 米国休場による流動性枯渇
本日のNY市場はキング牧師記念日で休場です。
参加者が少ない環境下で、朝方のストップロスを巻き込んだ結果が、この大きな窓開けとなりました。
テクニカル分析:チャートが語る転換点
月足・週足:天井のサイン
月足では長期的に上昇トレンドですが、直近のローソク足が上ヒゲを出し始めており、
106〜107円ゾーンが岩盤レジスタンス化しています。
週足ではSuperTrendはまだ買いですが、価格が移動平均線から乖離しすぎており、
平均回帰の圧力が強く働いています。105円を明確に割ると、トレンド転換の可能性が高まります。
日足・4時間足:崩壊の決定的瞬間
日足では105.40付近が、過去何度もサポートされてきた重要ラインです。
今まさに首の皮一枚で耐えていますが、ここを実体で割ると次は103円台まで真空地帯です。
4時間足では完全な売り転換。
上昇トレンドラインを割り込み、SuperTrendも売りを示唆しています。
15分足:本日の主戦場
朝の窓開けが鮮明で、安値105.20付近で一旦下げ止まり、
現在は105.40付近までリバウンド中です。
窓埋めターゲットは105.80〜106.00ですが、
この円高圧力の中で全戻しできるかは疑問です。
オシレーターは短期的に売られすぎからの反発シグナル。
午前中は「買い」、午後は「売り」のド短期回転が有効です。
本日のトレード戦略
午前中(11:00まで):窓埋めスキャル
中国GDP発表前までは、ショートカバーでじりじり上げる展開を想定。
105.30〜105.40で拾い、105.70〜105.80で利食いを狙います。
11:00以降:ファンダメンタルズ対応
パターンA(弱い結果)
豪ドル売りが加速し、105.20の朝イチ安値をブレイク。
104.80を目指す急落を想定。迷わずショート追随です。
パターンB(強い結果)
一瞬106.00付近まで跳ねて窓埋め完了。
ただし、そこは絶好の戻り売りポイント。106円台キープは困難と見ます。
具体的売買オーダー
基本方針:戻り売り
- 新規売エントリー:105.85〜105.95(窓上限付近)
- 損切:106.25(106円台定着ならシナリオ崩れ)
- 利食:105.15〜105.25(本日安値更新狙い)
11:00の中国指標で105.20を勢いよく下抜ける場合は、
戻りを待たずにブレイクアウト・ショートで追撃。ターゲットは104.80です。
今週の展望
今週の豪ドル円は、今日が底とは限りません。
105円割れが現実味を帯びています。
火曜〜木曜は日銀会合前のブラックアウト期間。
疑心暗鬼のレンジ、あるいはジリ安が想定され、106円台回復は重いでしょう。
最大のヤマ場は、1月23日(金)の日銀会合。
利上げなら103円台への急落リスク、現状維持なら107円を目指す急反発もあり得ます。
結論
今週はキャッシュポジション多め。わからない時は触らない。
ただし、チャンス(戻り)が来たら、臆せず叩く。
本日は11時の中国指標後の値動きを確認し、
105円後半での戻り売りを軸に攻めてください。
※投資は自己責任でお願いします。本レポートは利益を保証するものではありません。


