【2026年1月7日】ドル円 午後の予想と見通し|今夜の米国指標で157円突破か、155円割れか──運命の分岐点を徹底解説

【結論】本日午後のドル円:156円台の膠着から「今夜0時に大爆発」を予想 経済分析

最終更新: 2026年1月7日(水) 16:00 JST

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【結論】本日午後のドル円:156円台の膠着から「今夜0時に大爆発」を予想

現在値: 156.35円(16:00時点)

本日午後から深夜にかけてのドル円相場について、結論を先にお伝えします。

今すぐ知りたい方への3行まとめ

  1. 現在は「嵐の前の静けさ」──156.10-156.65円の超狭小レンジで膠着中
  2. 運命の時刻は深夜0時(24:00 JST)──ISM非製造業景況指数の発表で大きくブレイク
  3. メインシナリオは「157円突破→157.80円へ」、リスクシナリオは「156円割れ→155円へ急落」

なぜ今夜が「運命の分岐点」なのか

16:00現在、ドル円は156.35円で推移していますが、この価格帯は「次の大相場の発射台」に過ぎません。

今夜発表される米国の重要経済指標──特にISM非製造業景況指数(深夜0時発表)──の結果次第で、相場は一気に1円以上動く可能性が極めて高い状況です。

テクニカル的には、4時間足チャートのボリンジャーバンドが急速に収縮(スクイーズ)しており、これは「次の大きな価格変動のエネルギーが蓄積されている」ことを示す教科書的なシグナルです。

ファンダメンタルズ的には、週明けのベネズエラ危機を市場が驚くべき速さで消化し、焦点は再び「米国経済の強さ」と「日米金利差」に回帰しています。

つまり、技術面でも材料面でも「指標発表待ち」の状態であり、今夜の結果が相場の方向性を完全に決定するのです。

執筆者プロフィール:
外資系金融機関で10年以上、為替ディーラー・ストラテジストとして勤務。日本経済新聞、Bloomberg、ロイターなど主要メディアへの寄稿多数。年間1000本以上のレポートを執筆し、機関投資家・個人投資家双方から高い評価を得ている。


  1. 午前の振り返り:なぜドル円は動かなかったのか
    1. 東京時間の価格推移(9:00-16:00)
      1. 時間帯別の動き
    2. 「ベネズエラ・ショック」はなぜ消化されたのか
  2. 16:00時点のテクニカル分析:完璧な「エネルギー蓄積」パターン
    1. マルチタイムフレーム分析
      1. 【週足】長期上昇トレンドは完全に健在
      2. 【日足】上昇チャネルの中央で休息中
      3. 【4時間足】★最重要★ボリンジャーバンドの「スクイーズ」発生中
      4. 【1時間足】156.50円が短期的な分岐点
      5. 【15分足】16:00時点で緩やかな下落トレンド
    2. テクニカル総合評価:「買い」「売り」どちらが有利か?
  3. ファンダメンタルズ環境:金利差とベネズエラ後の市場心理
    1. 最大のドライバー:日米金利差
    2. ベネズエラ情勢の地政学的インプリケーション
    3. 日銀の政策スタンスと介入警戒感
  4. 今夜の重要指標シナリオ分析:157円か155円か
    1. 発表スケジュールと重要度
    2. 【22:15】ADP雇用統計:金曜NFPの前哨戦
      1. シナリオA:強気サプライズ(+7.5万人超)
      2. シナリオB:予想通り(+3.0万〜+6.0万人)
      3. シナリオC:弱気サプライズ(+1.0万人未満 or マイナス)
    3. 【24:00】ISM非製造業景況指数:★本日最重要★
      1. シナリオA:好況(53.0超) 【確率40%・メインシナリオ】
      2. シナリオB:減速(50.0-51.5) 【確率35%】
      3. シナリオC:景気後退シグナル(50.0未満) 【確率25%・リスクシナリオ】
    4. 【24:00】JOLTS求人件数:ISMと相乗効果
  5. 時間帯別トレード戦略:欧州→NY前半→NY後半
    1. 【16:00-21:00】欧州時間:レンジ内逆張り戦略
    2. 【21:00-24:00】NY時間前半:指標トレードと順張りへの転換
    3. 【24:00-29:00(翌5:00)】NY時間後半:トレンドの終焉と調整
  6. Q&A:よくある質問
    1. Q1. 初心者ですが、今夜トレードしても大丈夫ですか?
    2. Q2. 157円を突破したら、どこまで上がりますか?
    3. Q3. 156円を割ったら、どこまで下がりますか?
    4. Q4. ストップロスはどこに置けばいいですか?
    5. Q5. ADP発表直後に飛び乗っても大丈夫ですか?
    6. Q6. ISMの「雇用指数」と「価格指数」も見るべきですか?
    7. Q7. 日銀の介入は本当にありますか?
    8. Q8. 明日の雇用統計も考慮すべきですか?
  7. 最終結論:今夜のドル円は「157円突破→157.80円」がメインシナリオ
    1. メインシナリオ(確率55%):157円突破→157.80円
    2. サブシナリオ(確率30%):レンジ継続→翌日持ち越し
    3. リスクシナリオ(確率15%):156円割れ→155円へ急落

午前の振り返り:なぜドル円は動かなかったのか

東京時間の価格推移(9:00-16:00)

本日の東京市場は、156.30-156.65円という極めて狭いレンジでの推移に終始しました。わずか35pipsという値幅は、通常の東京時間(平均50-80pips)と比較しても異常に小さく、「市場が何かを待っている」状態であることを物語っています。

時間帯別の動き

【午前9:00-10:00】リスクオンの余韻とゴトビ需要

  • オープン: 156.50円付近
  • 高値: 156.65円(仲値前)
  • 特徴: 週末のベネズエラ危機に対し、市場が「原油供給への影響は限定的」と冷静に反応したことで、リスクオン(ドル買い・円売り)の流れが継続
  • 実需要因: 9:55の仲値決済に向けた輸入企業のドル調達フローが下値を支える

【午前10:00-14:00】上値の重さが鮮明に

  • レンジ: 156.40-156.65円
  • 特徴: 156.65円では輸出企業の戻り売りと、今夜の指標を警戒した短期筋の利食いが厚く、上値を追う勢いは限定的
  • 日経平均は+0.5%と堅調だったが、クロス円経由の円売り圧力も弱く、膠着状態が継続

【午後14:00-16:00】欧州勢参入前の調整売り

  • 安値: 156.30円(16:00時点)
  • 特徴: ロンドン勢の参入を前にしたポジション調整(ドルの持ち高調整)により、緩やかに水準を切り下げ
  • 円サポート要因: 日銀・植田総裁の「経済・物価が予想通りなら利上げ継続」発言や、日本10年債利回りが1999年以来の高水準(約1.2%)に上昇したことが、円の下値を心理的に支える

「ベネズエラ・ショック」はなぜ消化されたのか

週末に発生した米軍によるベネズエラ・マドゥロ大統領拘束という地政学的ショックは、月曜朝に一時的な円高を引き起こしたものの、わずか1日で市場から消化されました。

理由は明確です:

  1. 原油価格の安定: WTI原油は一時60ドル台に乗せたものの、すぐに57-58ドルに戻し、「供給途絶リスクは限定的」との見方が優勢に
  2. 米国経済への影響軽微: ベネズエラ危機が米国経済そのものに与える影響は小さく、FRBの金融政策判断には影響しないとの認識
  3. 市場のテーマ回帰: 「地政学リスク」から「米国経済の例外主義(US Exceptionalism)と日米金利差」へ瞬時に回帰

この「悪材料でも円高が続かない」という市場の反応こそが、根底にあるドル高・円安トレンドの強靭さを証明しています。


16:00時点のテクニカル分析:完璧な「エネルギー蓄積」パターン

プロのテクニカルアナリストとして、現在のドル円チャートは教科書に載せたいほど美しい「ブレイクアウト直前」のパターンを形成していると断言できます。

マルチタイムフレーム分析

【週足】長期上昇トレンドは完全に健在

  • トレンド: 2024年以降の安値を切り上げる明確な上昇トレンドが継続
  • 移動平均線: パーフェクトオーダー(上昇配列)に近い形を維持
  • ターゲット: 160.00円(心理的節目・過去の介入警戒ライン)が最終目標
  • 評価: 156円台は「通過点」に過ぎず、マクロ視点での売りシグナルは皆無

【日足】上昇チャネルの中央で休息中

  • トレンド: 昨年後半からの上昇チャネルを維持
  • サポート: 20日移動平均線(約154.80円)、50日移動平均線(約153.50円)が強力な下値支持
  • RSI: 60付近で推移(買われ過ぎ水準70には未達だが、注意は必要)
  • 評価: 調整局面ではあるが、買い圧力は潜在的に強い

【4時間足】★最重要★ボリンジャーバンドの「スクイーズ」発生中

これが本日最も重要なテクニカルシグナルです。

  • パターン: 156.00-156.65円の三角持ち合い(ペナント)形成
  • ボリンジャーバンド: 急速に収縮(スクイーズ)
  • 上限: 156.92円
  • 下限: 155.82円
  • 意味: ボラティリティ低下とともに、次の大きな価格変動(エクスパンション)のエネルギーが蓄積中

このスクイーズからのブレイクアウトは、通常、収縮幅の2-3倍の値動きを生み出します。

現在のバンド幅は約1.1円なので、ブレイク後は2-3円の値動きが予想されます。つまり:

  • 上方向ブレイク → 157.90-159.00円まで視野
  • 下方向ブレイク → 154.80-153.80円まで視野

【1時間足】156.50円が短期的な分岐点

  • ピボット: 156.50円が短期的な攻防ライン
  • 上値抵抗: 156.60-156.70円(長い上ヒゲで何度も跳ね返される)
  • 下値支持: 156.30円(長い下ヒゲで支えられる)
  • MACD: ゼロライン付近で横ばい(方向感なし)

【15分足】16:00時点で緩やかな下落トレンド

  • 直近の動き: 14:00以降、156.65円 → 156.35円へ緩やかに下落
  • 評価: これは暴落の前兆ではなく、レンジ内でのポジション調整
  • 注意点: 156.30円を明確に割り込むと、次のサポート156.08円を目指す展開に

テクニカル総合評価:「買い」「売り」どちらが有利か?

中長期(週足・日足): 明確に「買い優勢」。上昇トレンドは崩れていない。

短期(4時間足以下): 「方向感なし」だが、エネルギー蓄積中。ブレイクアウト待ちが正解。

結論: 現時点でのポジション取りはリスクが高い。今夜の指標発表後、ブレイク方向を確認してから順張りするのが最善策。


ファンダメンタルズ環境:金利差とベネズエラ後の市場心理

テクニカルが「エネルギー蓄積」を示す一方、ファンダメンタルズは「材料待ち」の状態にあります。

最大のドライバー:日米金利差

現在の金利差(10年債利回り)

  • 米国: 4.17%
  • 日本: 約1.20%(1999年以来の高水準)
  • スプレッド: 約2.97%

この3%近い金利差が存在する限り、キャリートレード(低金利の円を売り、高金利のドルを買う)の魅力は不変です。これが円売り圧力の根源であり、構造的なドル高・円安トレンドの理由です。

市場は現在、FRBの利下げ開始時期が「後ズレ」するリスク──いわゆる「Higher for Longer(高金利長期化)」シナリオの再燃──を織り込み始めています。

今夜の指標が強ければ、このシナリオが一気に加速し、ドル円は157円台後半まで急騰する可能性があります。

ベネズエラ情勢の地政学的インプリケーション

市場はマドゥロ大統領拘束を「短期的なノイズ」として処理しましたが、完全に無視しているわけではありません。

潜在的なリスク:

  • 原油価格の変動リスクは残存
  • ただし、米国がベネズエラの石油産業に関与を深める場合、長期的には「供給増→価格安定→米インフレ抑制」と解釈される可能性

ドル円への影響:

  • 「有事のドル買い」と「有事の円買い」が相殺し合う
  • 結果として、金利差に回帰するのが実情

日銀の政策スタンスと介入警戒感

植田総裁の最近の発言:
「経済・物価情勢が予想通りに推移すれば、利上げを継続する」

日本10年債利回り:
約1.20%に上昇(1999年以来の高水準)

これらは理論的には「円高要因」ですが、そのペースが緩慢であるため、市場は「円安是正の決定打にはならない」と高を括っています。

ただし、介入警戒感は実在します:

  • 158.00円超: 財務省による口先介入のトーンが強まる
  • 160.00円台: 実弾介入の警戒感が現実味を帯びる

テクニカル分析上の上値ターゲットが158円台後半で一旦頭打ちになりやすいのは、この政策的バリア(介入警戒)が存在するためです。


今夜の重要指標シナリオ分析:157円か155円か

本日午後から深夜にかけて、以下の米国経済指標が発表されます。これらの結果が、ドル円の運命を完全に決定します。

発表スケジュールと重要度

時刻(JST)指標名重要度コンセンサス予想
21:00MBA住宅ローン申請指数★☆☆☆☆(前回比)
22:15ADP雇用統計★★★★☆+4.5万〜+4.8万人
24:00ISM非製造業景況指数★★★★★52.2〜52.3
24:00JOLTS求人件数★★★☆☆760万〜770万件

【22:15】ADP雇用統計:金曜NFPの前哨戦

なぜ重要なのか:
金曜日に発表される雇用統計(NFP)の先行指標として、市場が注目します。米労働市場の底堅さを測る重要なデータです。

シナリオ分析:

シナリオA:強気サプライズ(+7.5万人超)

市場の反応:

  • 米労働市場の底堅さが確認され、ドル買いが加速
  • 「Higher for Longer」シナリオが強まり、米金利上昇

ドル円の動き:

  • 156.65円のレンジ上限をブレイク
  • 157.00円を試す展開へ
  • ISM待ちで一旦157円手前で様子見の可能性も

シナリオB:予想通り(+3.0万〜+6.0万人)

市場の反応:

  • 安心感からの緩やかなドル買い、または材料出尽くし

ドル円の動き:

  • 156.50円を挟んだレンジ継続
  • ISM発表まで大きな動きなし

シナリオC:弱気サプライズ(+1.0万人未満 or マイナス)

市場の反応:

  • リセッション懸念が台頭
  • FRB早期利下げ期待でドル売り

ドル円の動き:

  • 156.00円を割り込む
  • 155.80円のサポートをテストする急落
  • VIX急騰の可能性

【24:00】ISM非製造業景況指数:★本日最重要★

なぜ最重要なのか:
米国経済の約7割を占めるサービス業のセンチメントを示す指標であり、FRBの金融政策判断に直結します。

注目ポイント:

  • 総合指数(コンセンサス: 52.2-52.3)
  • 雇用指数(労働市場の逼迫度)
  • 価格指数(サービスインフレ圧力)

分岐点: 50.0

  • 50以上 = サービス業拡大
  • 50未満 = サービス業縮小(景気後退シグナル)

シナリオ分析:

シナリオA:好況(53.0超) 【確率40%・メインシナリオ】

市場の解釈:
「ノーランディング(景気減速なし)」シナリオが復活。米経済の例外的な強さが再確認される。

市場の反応:

  • 米10年債利回りが4.3%を突破
  • S&P500も最高値更新
  • ドル全面高

ドル円の動き:

  • 157.00円を明確にブレイク
  • 157.20円 → 157.50円 → 157.80円へ段階的に上昇
  • これが「本日午後〜深夜」における最大の上昇シナリオ
  • 介入警戒ライン(158円)手前で一旦様子見の展開も

トレード戦略:

  • 157.00円ブレイク確認後、押し目(156.85円付近)でロング
  • ターゲット: 157.80円
  • ストップロス: 156.50円

シナリオB:減速(50.0-51.5) 【確率35%】

市場の解釈:
緩やかな減速は「ソフトランディング」期待を維持。FRBの「様子見姿勢」を正当化。

市場の反応:

  • ドルは底堅く推移するが、爆発的な上昇はなし
  • 材料出尽くし感も

ドル円の動き:

  • 157.00円を試すが、上値は重い
  • 156.70-157.00円のレンジで引ける可能性

トレード戦略:

  • 積極的なポジション取りは避ける
  • 翌日の流れを見極める

シナリオC:景気後退シグナル(50.0未満) 【確率25%・リスクシナリオ】

市場の解釈:
分岐点となる50割れは「ショック」として受け止められます。先日の製造業ISMも弱かったため、「ダブル・リセッション・シグナル」として強烈なインパクト。

市場の反応:

  • 米株急落、VIX急騰(30超えの可能性)
  • 米金利急低下(4.0%割れも視野)
  • 安全資産(円・金)への逃避

ドル円の動き:

  • 156.00円を一気に割り込む
  • 155.50円 → 155.00円 → 154.50円(50日移動平均線)まで急落の可能性
  • 下方向の値幅は上方向よりも大きくなる(パニック的なドル投げ)

トレード戦略:

  • 156.00円明確割れを確認後、戻り売り
  • ターゲット: 155.00円
  • ストップロス: 156.50円

【24:00】JOLTS求人件数:ISMと相乗効果

コンセンサス: 760万-770万件

シナリオ:

  • 780万件超: 労働需要の強さ→賃金インフレ懸念→ドル買い(ISMが強ければ相乗効果で爆発的上昇)
  • 750万件割れ: 労働需要軟化→FRBハト派化期待→ドル売り

注意点:
ISMと同時発表のため、ISMの結果に埋もれる可能性が高い。ただし、両指標が同じ方向を示せば、トレンドが増幅される。


時間帯別トレード戦略:欧州→NY前半→NY後半

プロのトレーダーとして、時間帯ごとの具体的な戦略をお伝えします。

【16:00-21:00】欧州時間:レンジ内逆張り戦略

市場環境:
ロンドン勢は、ADP/ISMという重要指標を前にリスクを取りにくいため、東京時間のレンジ(156.10-156.65円)を尊重した動きになると予想されます。

予想推移:
15分足での短期的な下落トレンドが一巡し、押し目買いが入る可能性があります。ただし、156.70円を超える上昇は困難でしょう。

トレード方針:「レンジ・トレーディング」

Buy Zone:

  • エントリー: 156.10-156.25円まで下落したらロング
  • ターゲット: 156.55円
  • ストップロス: 155.95円
  • ロット: 通常の半分

Sell Zone:

  • エントリー: 156.70円付近まで上昇したらショート
  • ターゲット: 156.40円
  • ストップロス: 156.95円
  • ロット: 通常の半分

注意点:
突発的なヘッドライン(中東情勢やベネズエラ続報)がない限り、ブレイクアウト狙いは時期尚早です。

【21:00-24:00】NY時間前半:指標トレードと順張りへの転換

市場環境:
本日のメインイベント。ボラティリティが一気に高まります。

予想推移:

21:00-22:15(ADP発表まで):

  • 静かな展開。MBA住宅ローン申請指数は通常スルーされます

22:15(ADP発表):

  • 初動のボラティリティに注意
  • もしADPが強ければ、24:00のISMに向けて「期待上げ」で156.80円付近へ水準を切り上げる展開

22:15-24:00(ISM発表まで):

  • ADP結果を消化しつつ、ISM待ちのポジション調整

24:00(ISM発表)★最重要★:

  • 運命の瞬間
  • 発表直後は上下に激しく振られる「ダマシ」に注意

トレード方針:「指標結果への順張り(Follow the Trend)」

【重要】指標発表直後の初動には飛び乗らない:

  • 発表後5分間は様子見
  • 5分後の価格定着を確認してからエントリー

ISM > 53.0の場合(強気シナリオ):

  1. 157.00円ブレイクを確認
  2. 一旦の押し目(156.85円付近)を待つ
  3. ロングエントリー
  4. ターゲット: 157.50円(第1目標)、157.80円(第2目標)
  5. ストップロス: 156.50円

ISM < 50.0の場合(弱気シナリオ):

  1. 156.00円割れを確認
  2. 戻り(156.15円付近)を待つ
  3. ショートエントリー
  4. ターゲット: 155.50円(第1目標)、155.00円(第2目標)
  5. ストップロス: 156.50円

ISM 50.0-52.0の場合(中立シナリオ):

  • 積極的なエントリーは避ける
  • 翌日のトレンドを見極める

【24:00-29:00(翌5:00)】NY時間後半:トレンドの終焉と調整

市場環境:
ISMの結果を消化した後、深夜2時以降はフローが細ります。

予想推移:

  • もし157.50円以上に達していた場合、介入警戒感と翌日のポジション調整から、緩やかな反落(利食い)が入る公算が高い
  • 逆に155円台まで下落していた場合、ショートカバー(買い戻し)で若干戻す可能性

トレード方針:「深追い禁止・利食い優先」

やるべきこと:

  • 指標で発生したトレンドに乗れている場合、ストップを建値(エントリー価格)に移動
  • 利益確保を最優先
  • 新規ポジションは取らない

やってはいけないこと:

  • 深夜帯に新たなポジションを持つ(流動性低下によるスリッページリスク大)
  • 「もっと伸びる」という欲で利食いを遅らせる

Q&A:よくある質問

Q1. 初心者ですが、今夜トレードしても大丈夫ですか?

A. 正直に申し上げると、今夜は「上級者向けの相場」です。

理由:

  • 指標発表時のボラティリティが極めて高い
  • 「ダマシ」の動きが頻発する
  • 瞬間的に1円以上動く可能性がある

初心者の方への推奨:

  • 今夜は「観戦」に徹し、プロがどう動くかを学ぶ
  • 少額(1000通貨)で「勉強代」として参加するのはOK
  • 翌日以降、トレンドが明確になってから参加する

Q2. 157円を突破したら、どこまで上がりますか?

A. 第1ターゲットは157.50円、第2ターゲットは157.80円です。

ただし、158.00円を超えると介入警戒ラインに入るため、財務省の口先介入が入りやすくなります。

「158円の壁」は心理的にも政策的にも強固なので、一旦はここで頭打ちになる可能性が高いです。

Q3. 156円を割ったら、どこまで下がりますか?

A. 第1ターゲットは155.50円、第2ターゲットは155.00円です。

155.00円には「50日移動平均線」という強力なサポートがあるため、ここで下げ止まる可能性が高いです。

ただし、ISMが50割れ&株式市場がパニックという最悪シナリオの場合、154.50円まで視野に入ります。

Q4. ストップロスはどこに置けばいいですか?

A. 通常より「遠め」に設定してください。

今夜のような指標発表時は、一時​​​​​​​​​​​​​​​​的な「ノイズ」で簡単にストップが刈られてしまうリスクが高いです。

推奨ストップロス設定:

ロングポジションの場合:

  • エントリーが156.85円なら、ストップは156.40円(-45pips)
  • 通常の1.5倍程度の余裕を持たせる

ショートポジションの場合:

  • エントリーが156.15円なら、ストップは156.60円(-45pips)
  • 同様に余裕を持たせる

重要な原則:
ストップを遠めに設定する分、ポジションサイズは通常の半分以下にしてください。リスク管理の鉄則は「損失許容額 = ポジションサイズ × ストップ幅」です。

Q5. ADP発表直後に飛び乗っても大丈夫ですか?

A. 絶対におすすめしません。必ず「5分待つ」を徹底してください。

指標発表直後の1-2分間は、アルゴリズム取引による超高速売買や、予想と結果の解釈のズレによる「ダマシ」の動きが頻発します。

典型的なダマシのパターン:

  1. ADP発表直後、157円に向けて急騰(+30pips)
  2. 「よし、ロングだ!」と飛び乗る
  3. その直後、156.40円まで急反落(-60pips)
  4. 損切り or 含み損

正しいアプローチ:

  1. 発表後5分間は完全に傍観
  2. 5分経過後の価格定着を確認
  3. トレンド方向が明確になってから順張り

「焦って飛び乗る」のと「5分待って確実に乗る」では、勝率が30%vs70%くらい違います。

Q6. ISMの「雇用指数」と「価格指数」も見るべきですか?

A. はい、プロはこの内訳を必ずチェックします。

雇用指数の見方:

  • 50以上 = サービス業で雇用増加 → 労働市場逼迫 → 賃金上昇圧力 → インフレ懸念 → ドル買い
  • 50未満 = サービス業で雇用減少 → 労働市場軟化 → FRBハト派化 → ドル売り

価格指数(物価指数)の見方:

  • 上昇 = サービスインフレ加速 → FRB利下げ困難 → ドル買い
  • 低下 = インフレ鎮静化 → FRB利下げ余地 → ドル売り

注意点:
総合指数と内訳が矛盾する場合(例:総合指数は強いが雇用指数は弱い)、市場は混乱し、ボラティリティがさらに高まります。

Q7. 日銀の介入は本当にありますか?

A. 158円台後半から160円では「可能性あり」です。

過去の介入実績:

  • 2022年9月: 145円台で介入
  • 2022年10月: 150円台で介入
  • 2024年4月-5月: 160円台で複数回介入

現在の状況:

  • 植田総裁は「行き過ぎた変動には対応する」と明言
  • ただし、具体的な「レッドライン」は明示していない

市場のコンセンサス:

  • 158円突破: 口先介入(「注視している」「憂慮している」など)
  • 160円突破: 実弾介入の可能性が高まる
  • 162円以上: 実弾介入ほぼ確実

トレーダーへの影響:
158円に近づいたら、「突然の介入」リスクを常に意識してください。介入は事前予告なしで行われ、瞬間的に3-5円の円高を引き起こすこともあります。

Q8. 明日の雇用統計も考慮すべきですか?

A. はい、今夜の動きは「金曜の雇用統計への布石」でもあります。

今週の指標スケジュール:

  • 1/7(火)夜: ADP雇用統計、ISM非製造業 ← 今日ここ
  • 1/9(木)夜: 新規失業保険申請件数
  • 1/10(金)夜: 雇用統計(NFP) ← 今週最大のイベント

今夜の結果が金曜に与える影響:

パターンA: 今夜の指標が強い場合

  • 金曜の雇用統計への期待値が上がる
  • 「前倒しでドル買い」が進む
  • 金曜は「材料出尽くし」で逆に動きにくい可能性も

パターンB: 今夜の指標が弱い場合

  • 金曜の雇用統計で「挽回」できるか注目される
  • 金曜まで様子見ムードが強まる
  • 金曜の結果次第で大きく動く可能性

戦略的示唆:
今夜大きく動いた場合でも、金曜の雇用統計前には一旦ポジションを手仕舞う(利食い or 損切り)のが安全です。


最終結論:今夜のドル円は「157円突破→157.80円」がメインシナリオ

16時間にわたる徹底分析の結果、プロストラテジストとしての最終結論をお伝えします。

メインシナリオ(確率55%):157円突破→157.80円

前提条件:

  • ADP雇用統計が予想以上(+6.0万人以上)
  • ISM非製造業景況指数が53.0以上
  • JOLTS求人件数も堅調(770万件以上)

値動きイメージ:

  1. 22:15 ADP発表で156.80円へ上昇
  2. 24:00 ISM発表で157.00円ブレイク
  3. 深夜1:00までに157.50円到達
  4. 深夜2:00前後に157.80円でピーク
  5. その後、利食いで157.40円前後で引け

確率評価: 55%
根拠:

  • 米国経済の「例外主義」トレンドは継続中
  • テクニカル的に上昇トレンドが優勢
  • ベネズエラ危機の消化により、リスクオフ要因が後退

サブシナリオ(確率30%):レンジ継続→翌日持ち越し

前提条件:

  • 指標結果が予想通り、またはまちまち(強弱混在)
  • 市場が明確な方向性を見出せない

値動きイメージ:

  1. 指標発表後も156.20-157.00円のレンジ継続
  2. 深夜にかけて徐々にボラティリティ低下
  3. 156.60円前後で引け

確率評価: 30%

リスクシナリオ(確率15%):156円割れ→155円へ急落

前提条件:

  • ISM非製造業景況指数が50.0未満(景気後退シグナル)
  • 株式市場がパニック(VIX 30超え)

値動きイメージ:

  1. ISM発表で156.00円を一気に割り込む
  2. ストップロス巻き込んで155.50円へ急落
  3. 深夜にかけて155.00円(50日移動平均線)をテスト
  4. 最悪、154.50円まで視野

確率評価: 15%
注意: 確率は低いが、実現した場合の値幅は最大(下方向に1.5-2.0円)